”眉毛”は世界を見たい

日々のことや、米国大学院についてつづる超絶主観的な雑記

眉毛の背景② 大学1年~留学に行くまで

どうも、眉毛です。

前回に引き続き、眉毛の背景を書いていこうと思います。

第2回は、大学入学後~留学に行くまでについてです。

大学の講義での発見大学生活、国際関係学についてが主なテーマですね。

 

前回も書きましたが、眉毛の背景を書いている理由は、もっと書き手である自分を知ってもらいたい&眉毛が紛争・テロ解決分野で働きたいという考えに至った原点ともなっている気がするためです。

早稲田大学国際教養学部に入学

高校を卒業した後、眉毛はえんじ色の大学に入学します。

国際教養学部の通称:国教 or SILS(眉毛は国教と呼ぶので、以下国教で行かせていただきます)。

 

国教ってどんな学部?

簡単に言うと、英語で様々な分野を自由に選択して学ぶ学部です。英語を学ぶ学部ではないです。分野は理系科目(例:環境学脳科学、中には恐竜について学ぶ講義も!)から文系科目(例:国際関係学、ジェンダー学、中には幸福について考える講義も!)まで、多岐にわたります。2年生の秋学期から、1年間の長期留学が必須です(留年せずに行けます)*。帰国生&社交的な人が多い印象ですね。入学前はすごい学部生同士でも英語英語してるのかなって思ってましたが、全然日本語で話します。

*コロナで必須になってるかは定かではないです。

そこに入学した理由は3つあります。

  1. 大学で学びたい分野が決まっていなかったから
  2. 留学できるから
  3. 英語のレベルを衰えさせたくなかったから

てな感じです。

  • 元々興味のあった科目が世界史しかなくて、大学で歴史だけ学ぶのもなぁ、と思い、どうせならいろいろ広く浅く学べる学部に行きたかった。
  • 「世界を見たい」という強い願望を持っていたので、大学で留学することは必須だった。
  • 中高6年間は日本語漬けだったので、英会話力が落ちていた気がしており、もったいないと感じていた。

という背景がそれぞれの理由にあります。

大学生活

そんな感じで入学した眉毛ですが、特に勉学にいそしむわけでもなく、いわゆる普通の無難な大学生活を送っていました。バイト、サークル、友達(多くはないです)の三拍子ですね。でも多い人数の中だと埋もれるタイプなので、サークルとか最初の方は芋芋してました。ちなみに中高はラグビーやってましたが、バスケするのもNBA見るのも好きだったので、大学はバスケサークル入りました。

始めてキツい思いをした居酒屋バイト

さて、その三拍子の中で一番大変な思いをしたのが人生初のアルバイトでした。いきなり社会にそんな甘くねえぞ、ってビンタされた感じです。

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そもそも初バイトを居酒屋にしたのが間違いだったのですが、時給に惹かれ、東京の繁盛してる街のチェーン店で働くことを決めたんですね、「大学生で居酒屋って学生してます感あるくね?」とイキってました。

面接を行ってくれた店長は優しい雰囲気あるし、最高のスタートの幕開けだ!とも思ってました。

が。

初出勤の日も、その後もあの優しそうな店長に会うことはありませんでした、、、。異動になったんだと。代わりに入っていたのがギョロ目で口調が大変お強めな店長。

そんな店長、新人君にはめっぽう厳しい人でした。あまり業務の説明をしないのに、うまく業務ができていない&モタモタしてるとすぐ叱る。仕事に慣れているとか関係ありません。場所柄忙しいお店で、お客さんの回転とか考えなきゃいけないという気持ちもわかりますが、それでもねぇ。初めてのバイト経験であり、高校まではそんなに怒られもしなかったので、余計恐ろしく感じてしまいました。

また、同じアルバイトの方々は良い人ばかりでしたが、バイトや飲み会では話すけど、それ以外は誘われない関係でした。いまいち話が合わなかったんですよね、それこそいてもいなくても良いやつって思われていました。

あと夜中の0時半帰宅、基本的に多忙、タバコ、賄いが有料だったってのもあって、バイトに行くときは憂鬱でしたね。初めの時期、バイトがある日は気分がずーっとどんよりしていました。「憂鬱」ってこの状態のことを表しているんだなって初めて理解した気がしましたね。それでも、どうにかして1年間は続けたんですよね、3か月でやめるのも店長に負けた気がして嫌でしたし。

そんな感じで1年間は結構つらい思いを経験しました。理不尽さや多忙さへの耐性はつきましたがね、はは。また、安い居酒屋だったので社会には色々な人がいることを学びました。大人が全て良い人では決してない、ってのをはっきりと心に刻んだ居酒屋バイトでしたね。

バスケサークル、学部や寮ふれんず&2年時のバイト

その点、バスケサークル、学部や寮(またもや寮暮らしでした、、、)でできた友達、2年時のハンバーグ屋さんのバイト、での経験は楽しかったです。自分でいうのもなんですが、2年生の春学期が記憶にある中で一番楽しんでいた時期でしたね。サークルにも慣れ、バイトは大当たり(バイト同士の仲が良い&社員の方々も良い人たちばかり)、学部や寮でできた有数のふれんずとの日々を過ごしていて、まさに「人生の夏休み」でした。

勝手に記憶が美化されてるだけかもしれませんがね、はは。

大学の講義

これまで遊びに比重がいってる風に書いていますが、割と本当です。結局いろいろな分野の講義を履修しましたが、はっきり言って記憶に残っているものは9割方無いです(あるとしたらジェンダー学の講義かな?教授が面白かったです)。国際関係学に関しては嫌な記憶が残っていますね。

「楽単」*第一主義者だった結果でもありますし、そもそも興味を持ったものに対してしか勉強できない人なので、当然と言えば当然なのかもしれないです。

国教生あるある(or大学全般あるある)であってほしいのですが、履修する前にある、講義の面白さへの期待「どんなものを学べるんだろう」というワクワク感と、履修後の「内容むずすぎて何話してるのかわからん」「あれ、思ってたよりつまんなくね」という思いから来る喪失感の落差に見事にやられましたね。

国教への小言

また、単なる国教への不満なんですが、授業を無理やり英語にすな。

教えてくださる教員の方の中には、あまり英語が得意でない方もいらっしゃるんですね。にもかかわらず、プログラムの制度上授業は原則英語(確証なし)であるため、日本語の方が得意でも英語で授業しなきゃいけないんですよ。

そうするとどうなるか皆さん分かりますよね。

教員の方の話す英語を聞き取るのが非常に難解なため、学生も何説明されてるかわからないし、教員も説明に苦労する。という誰も得しない状況に陥るんですよ。それもあって、「ナニコレ、ツマンネ」っていう結果に行きついてしまうケースもありました。

もちろん全ての教員がそうとは限りませんがね。

 

以下履修した分野です:生物学、環境学スペイン語スペイン語圏の歴史、イタリア史、アラビア文化、宗教学(イスラム)、ロシア現代史、ミクロ&マクロ経済、マーケティングジェンダー学、国際関係学、幸福について学ぶやつ、社会学、日本の建築、日本の外交史、統計学

あと体育の授業めっちゃとってました。

そう考えたら、結構お金もったいなかったな、、、。親に申し訳ないですね。

 

*楽単:楽な単位の略称。授業も聞かずに、適当に課題をこなしたら単位が来る講義のことを指します、多分。

国際関係学に触れる

自分が実際履修する前に興味を持っていた分野は、国際関係学でした。名前からして、国と国がどう動くかとか、なぜ国は戦争を起こしてきたのか、とかそういうの理解できそう、って思って期待しながら取りましたね。

でも最初にこの学問で学んでのが、国際関係における思想でした(リアリズム、リベラリズム、マルクシズム、コンストラクティビズム、等々)。

はっきり言ってこの思想たち、「つまんね」って思ってしまいました。もうそこで躓いてましたね。なので、興味を持って挑もうとしていた分野もなくなり、眉毛は親からただただ無駄にお金を吸い取る機械になってしまいました。

 

眉毛が言う国際関係学ってのはこのリンクで説明されています(Wikiですが)。

 

まとめ

以上が、大学入学から留学に行くまでの眉毛ズ背景でした。結構ちゃらんぽらんな人間ですね。何でこれが紛争・テロ解決をやろうってなったのかが不思議です。

ちなみにそう決意したのは、留学後でした。

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